リフォーム会社
事業内容:建築・土木
目次
導入前の問題点
同社では住宅の内外装、エクステリア工事を手掛けており、昨今の人手不足から未経験者を中心に採用をしている。教育に時間と労力がかかり施工現場での業務効率低下や、人材によってスキルや知識がバラツキがあり、クレーム対応に時間がとられたりすることが多くなった。大手とは違い1名毎に採用研修を行っているため、教育効率が上がらないのも問題となっている。
機能の活用
研修資料としてDルールを活用している。すべてのリフォームメニューのDルールを作成し、お客様への確認事項や資材調達、施工時などの注意事項、その時にすべきことをToDo登録されていることで、「このサービスはいつ何をしなければならないのか」が一目瞭然となり、新人でも作業手順が理解できる内容になっている。
導入後の変化
現場での仕事がほとんどであり、同行の研修ではスマートフォンで当現場のリフォームメニューのDルールから作られたプロジェクトやタスク、自身のToDoに説明されている内容を実演で指導している。新入社員はスマートフォンでいつでも見ることができるため、見直すことや自分で施工部の写真を撮影し、ToDoに添付し後で見返すこともできる。これらにより同じことを何度も指導することも、手順を間違えてトラブルになることも大幅に軽減した。
また、事務社員においても顧客データと現在の請け負っている案件が連動しているため、お客様から連絡があっても、顧客データからプロジェクトを出し、タスクの進捗状況、現場施工がどこまで進んでいるかをすぐに写真等で確認することができ、対応力で作業効率が向上した。また、事務社員と現場社員は当案件のプロジェクトやタスク、ToDoに得た情報を追記することで、伝え漏れや認識違い、言った言わないがなくなり、業務がスムーズになった。最近ではアフターサービスのDルールを作成するためにサービスの職務分析を行っている。