エンターテイメント企業
事業内容:その他
目次
導入前の問題点
世界的な企業ですが、企業歴が浅く社員の離職率が高いことが大きな問題でした。採用に関わるコストと需要が大きいための賃金高騰で在職期間を伸ばすことが課題でした。離職率の高さは外国企業風土の影響もさることながら、マネージャークラスのリーダーシップに関する力量不足が課題でした。
ただし、マネージャーはリーダーシップ以外は有能ですので、異動や更迭は考えられませんでした。
機能の活用
マネージャーの仕事とは、主に各店舗の売り上げ等マネジメント管理や要員計画の立案実施などで、直接の命令やリーダーシップを行わない職務として、ルーティン業務の割り振りや指導などはDルールを主軸にサブマネージャーが行うこととしました。
正社員やアルバイトも含め、全員がマネージャーとの一々の接触を避け、スマホやiPadで細かなルーティン作業ができることを目的としました。
導入後の変化
実施後数カ月のため、まだ過渡期と認識していますが、マネージャーと社員との接触が減ったため、離職者数が幾分減り、緊迫していた社員の顔も落ち着いてきたように思えます。
また、マネージャーには部下に対して不公平な接触もありましたので、それが解消され、ハラスメント問題も回避されたと思っています。