パイプ製造業
事業内容:工場・製造
目次
導入前の問題点
従業員100人の製造業ですが、主に工場の製造、営業、バックオフィスに分かれます。
社内では、ハラスメントや不適切な製造作業や行動が見られるケースがあります。製造過程での齟齬やミスは会社全体で防止策を進めていかなければならず、放置すると信用失墜で会社全体に大きな悪影響を及ぼすことは目に見えています。そこで内部通報制度を構築しました。
機能の活用
社内の不正や不作為、慣習化された悪弊などに対しては、研修教育や規定作成、マニュアル・仕様書の作成、意識改革などを行っていますが、懸案であった通報者保護制度の通報手段について検討してきました。
そこでbest jobの他に見ない機能で、特許を取得したDルール(特許名「マルチタスク管理システム」)に、日本労務研究所のオリジナルメソッドの「現代の目安箱」を登録しました。
通報制度の種類は2種類で、①登録されているポスターのQRコードやメルアド先へメール送信の方法と、②ToDo作成で共同作業者(つまり相手方)に機密扱いで連絡する方法です。そのことを社員全員に通知しましたが、風通しの意味で評価を受けたと考えています。
導入後の変化
目安箱の反響はすぐに出ました。第三者機関として日本労務研究所様に通知が来る仕組みですが、匿名または実名を選ぶことができ、内容もそのまま申告するかを選択することができます。
実際ご相談は匿名希望の上司と部下の比較的プライベートな問題でしたが、希望する仲介者に問題を委ねました。もちろん持ち込まれる問題や課題は第三者機関の高い中間性と信頼性が必要で、場合によっては専門的、法的措置が必要な場合がありますので、それらのことを想定して選択しました。